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空地(からち)に花を咲かせよう活動について

申請者:特定非営利法人はこだて街なかプロジェクト
テーマ:空地(からち)に花を咲かせよう
代 表:理事長 山内 一男
希望金額:330,000円 / 助成額:330,000円



講評
運営委員 森下 満
 助成申込書の活動の趣旨に「空地に花を咲かせる活動を通じて街づくり、地域コミュニティの再生の一歩としたい」とある。最終的な目標は街づくり、地域コミュニティの再生にあるとのことだが、ではその具体像とは何か。
 空地に新しい住宅、それも西部地区の景観にふさわしいものが建てられ、若い人たちが住み、地区に既住のお年寄りとの交流がはかられる、というのが一つの理想の姿だと私は考えるが、この活動からはそこへ向かう道筋、シナリオがなかなか見えてこない。このままだと、空地に花を咲かせることが目的化してしまうのではないか。
 昨年度の活動の成果として、土地所有者との信頼関係が生まれつつあり、今後、花だけではなく樹木も植えられるように働きかけをしたいとのことだが、それにとどまることなく、思い描いている最終目標像の実現に向けて、より戦略的、積極的な活動を展開してほしいと願っている。
 西部地区の住環境整備の必要性は1970年代末から指摘されてきたことで、30年以上も経つのに、事態が一向に進展しないどころか、ますます住環境が悪化していることに対して、ものすごく歯がゆい思いをし、なんとかしたいと常々思っているのである。


講評
運営委員 足達健夫
 本プロジェクトは、「目に見える」という観点から、本基金の趣旨によく沿っている。活動の成果はもちろんのこと、活動そのものも、付近住民・通行人の目を引く。「なにかをやっているな」という意識を喚起し、他の活動に波及する可能性も持っている。継続的に活動が行われ、ある程度実績が認められていることから、今後の活動にも期待できると考える。


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