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1.『大沼公園・緑の村・あかげら荘』でどのような生活を過ごすのか。
そのための生活空間とは
1995年にはじめて退職後の生活をどのように過ごすのかを考えはじめた。子どもたちは自分の生活空間を作り上げつつあるので、定年後は、私たち二人で過ごす生活の場を新たに作ろうと考えた。そのときはまだあかげら荘は建っていなかったし、具体的なプランはその後のことであったが、95年夏に北海道の道南の地にある駒ヶ岳の麓、大沼公園にある「緑の村」分譲地を購入してから、目標は定まった。
その時(1995/10/10)に書いた目標を掲げる。
1.夫のやりたいこと
・定年:2001年3月(60歳)
定年後(60歳)の生活としてこれまでの研究職としての仕事から足を洗い、自然と親しみながら、これまでの蓄積してきた人生経験と知識を生かして、人間の生き方としてユニークな社会モデル的な小説を書きたいこと、人間と技術に関する評論的な文を雑誌に投稿したいことと、ミニであっても雑木林の育成や園芸的な仕事を趣味として、おもいきり挑戦したいことである。
この機会に北海道の歴史や文化、とくに文芸、自然などに関心をもって勉強し、同時にそれらの関係の人達との交流を展開したい。その中で専門職として役立つ技術があれば積極的に貢献したい。
また妻との共同生活をフレッシュなものにするため、北海道を中心に東北地域までをきままに旅したい。温泉に入り、河原でキャンプし、ときにはおいしいものを食べる。
また、息子たちとその友人たちが北海道で避暑したいときやスキーなどのために利用できるようにしたい。
さらに、これから期待している孫たちのための非日常的な生活空間を提供してやりたい。長生きできれば孫たちの学習の助けをしたい。
古い友人や新しい友人との利害関係の少ない交流を発展させたい。
こうした生活を記録していきたい。
2.妻のやりたいこと (上記に含まれること以外で)
・定年:2001年3月に退職予定(50歳代)
・緑に囲まれ、おいしい空気と水と新鮮な食べ物のある環境の中で、健康な生活がしたい。
・北海道の食材を使って、ケーキやクッキーを焼いたり、チーズや薫製を作ったり、色々な料理に挑戦して みたい。
・花や野菜を育てたい。
・林檎などの果樹を育てたい。
・編み物やリフォーム、小間物など色々な手作りをしたい。
・ゆっくり読書をしたい。
・大沼の自然や旅行の中でスケッチ画を描きたい。
・ゆったりとした時間の中で、ゆったりとした気持ちで毎日を送りたい。

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